【FAVORITE】モレスキン・ラヴァー

 

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MOLESKINを使い始めました。
愛用歴はまだ約2ヶ月。
汚れにくくてミニマルなデザインのノートを探し求めた結果、落ち着いた場所がMOLESKIN。
「クラシック ノートブック」方眼タイプのハードカバーを使っています。

MOLESKINユーザーといえば思い浮かぶのはゴッホピカソヘミングウェイチャトウィンと名だたる芸術家・文化人たち。日本だと宮崎駿さんも愛用者。持っているだけで何だか創作意欲が湧いてくるような気がします。

とはいえ、わたしはアーティストではないので、基本的にビジネスユース。

バレットジャーナルにして使っています。
取引先の情報がてんこ盛りなので中身は見せられないのですが……
自由度の高いバレットジャーナルは毎日のルーティーンが多いひと、日によって予定の量が違うひとにおすすめです。

スモールサイズなら荷物にならないし、ハードカバーなら外出先での記入もしやすいので、鑑賞用ノートとしても。この子を片手にいろんなコンサート見に行きたいなあ。

一緒に写っているのはルノワールのポストカードです。
さすがにルノワールはMOLESKIN使っていない気がする。

 

モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・発想・個性を刺激する75の使い方

モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・発想・個性を刺激する75の使い方

 

 

ジェーン派のためのグッドガール・レッスン

9月になりました。

毎年、秋になると決まって意識してしまうのが『17歳の肖像』の頃のキャリー・マリガン

ですが、今年はもう少しロマンチックに過ごしたいので、『プライドと偏見』のキティをアイコンにすることに決めました。

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18世紀、女性に相続権がない時代のイギリス。女の幸せは豊かな財政の男性と結婚すること。
ジェーン・オースティンの描く恋愛観や女性像は、皮肉に溢れているけれど、「女の生き方」の未来をしっかりと見据えている愛情に溢れてもいます。

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グッドガール、という響きが好きです。

休日は読書や美術鑑賞を嗜み、バイオリンやチェロのレッスンに通い、清潔なワンピースとブーツを身につけて学校や会社に出かける、そんなイメージ。ずっとそんな女の子になりたいと思っていたし、それはきっとこの先も変わらない。

(でもたまに窮屈になるから、ロックを聴いてスニーカーを履いてバイクに乗る日もあるんだけど・・・)

グッドガールはただの「期待に応える子」「聞き分けのいい子」ではなくて、自分の芯を持っている子。ガール・パワーのある子。そんな女の子を目指していきたいなあ。

それから、わたしにはどうしても保守的な部分があって、フェミニズムやそういったカルチャーに触れているくせに、「女は一歩下がって、パートナーを立てなければ」といった概念を振り払えなくなる時もあります。

別に、そんな時代はもう終わったと思うのに・・・

ジェーン・オースティンの小説を読み返しながら、女の子いかに生くべきか、自分なりに向き合ってみようと思います。

 

それにしても、秋になるとイギリスに染まりたくなってしまうのはどうしてでしょうか。なんの計らいがなくとも、この時期になるとアガサ・クリスティーの小説を開き、エルガーベンジャミン・ブリテンをかけ、BurberryのサッチェルやCath Kidstonのトートバッグを抱えて出かけたくなります(OasisやThe 1975は、年中聴いているけれど・・・)。

秋仕様の花柄ワンピースとトレンチコートを準備して、ブーツを磨いておいたので、早く秋が深まるのが楽しみです!

 

 

高慢と偏見〈上〉 (岩波文庫)

高慢と偏見〈上〉 (岩波文庫)

 
高慢と偏見〈下〉 (岩波文庫)

高慢と偏見〈下〉 (岩波文庫)

 

 

 

 

 

 

秋に向けての鑑賞準備[音楽編]

カレンダーの日付が少しずつ9月に近づき、秋へのカウントダウンが始まったような気がします。秋には楽しみにしているプログラムが満載で、忘れないように手帳に書き留めるのに必死です。

とりわけ楽しみにしているコンサートや展示をピックアップして、ご紹介しようと思います!

 

METライブビューイングアンコール2017

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とりあえず行かねば!と思っているのはMETライブビューイング。 死ぬほど好きな《ばらの騎士》をもう一度観るのもアリですが、おめあてはずっと気になりつつ一度も見ていない、グノーの《ロメオとジュリエット》。

ロミジュリ、といえば有名なのはチャイコフスキーの幻想序曲ですが、グノーのオペラもまた魅力的。劇中には、『ジュリエットのワルツ』や『私は夢に生きたい』などの名曲もたくさんあるんです。

今回演じるのはディアナ・ダムラウ(Sp)とヴィットーリオ・グリゴーロ(Tn)という、なんとも情熱的で甘美的なコンビ!恋と運命に翻弄される物語を、どんな風に魅惑的に歌い上げるのか、想像しただけでドキドキしてしまいます。

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なんと名古屋での上映は、東京・関西以外で初のアンコール上映となるそう。 ほかにも見逃せない作品ばかりなので、今からとても楽しみです!

〈INFORMATION〉
◻︎名古屋アンコール上映
9/2(土)〜9/22(金)
ミッドランドスクエアシネマ
http://www.shochiku.co.jp/met/

 

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第44回定期演奏会 〈南京/中国の不思議な旋律〉

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なんだかここ数ヶ月アジア熱がおさまらず、中国語のテキストを片手に台湾のアーティストを漁っていたので、「中国」の文字に思わず惹かれてしまった公演です。

中国的なメロディーが印象的なストラヴィンスキーヒンデミットや、イギリスの作曲家ウォルトンなど、普段あまり御目にかかることのないプログラムなのも魅力的。中国出身のウェンティン・カンがヴィオラ・ソロで参加します。
指揮のマーティン・ブラビンズはいかにも英国、という生粋のブリティッシュ・ミュージックをつくるひとなので、中国をどう音楽で表現するのか、そこも気になるところです。

そして注目すべきは藤倉大先生の世界初初演作品《オーケストラのための『グローリアス・クラウズ』》。これは微生物をモチーフとした作品で、地球上に散らばっている様々な微生物が世界を作っている、という事実に感銘を受けた藤倉先生が、そこからオーケストラ作品を書きはじめたそう。

微生物がうわーーーっと舞ってる感じでオーケストラ作品が始まる。。。。というのは、スケッチ帳では簡単だが、それらの細かい音を全て書かないと いけない。舞っている沢山の音が全体にどう響き、動くか、などのデザインも大変だった。
──出典:list of works

音楽も微生物がわーっと集まってできているんだろうか。。音符と音符の塊にも、何かしらの細胞が宿っているのかしら。。とぐるぐる考えると眠れなくなりそう。もうこれは、実際に聴いて確かめるしかない!!・・・でも、聴いたらまたわからなくなってしまいそう。

わたしの拙いツイートに藤倉先生が反応してくださいました。

微生物オーケストラ、楽しみにしています。

〈INFORMATION〉
2017.9.8(金)/9(土)16:00〜
日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
◻︎出演 マーティン・ブラビンズ(指揮)ウェンティン・カン(ヴィオラ
◻︎プログラム ストラヴィンスキー交響詩『夜鳴きうぐいすの歌』 ウォルトン:『ヴィオラ協奏曲』 藤倉大:オーケストラのための『グローリアス・クラウズ』[名古屋フィルハーモニー交響楽団,ケルンWDR交響楽団,イル・ド・フランス国立管弦楽団による共同委嘱/世界初初演] ヒンデミットウェーバーの主題による交響的変容

https://www.nagoya-phil.or.jp/2017/0105112241.html

 

ソフィア・コッポラ初演出《椿姫》上映

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まだかまだかとずっと首を長くして待ち続けたソフィア・コッポラ演出の《椿姫》、ついに上映決定のお知らせ!
ずっとずっと気になっていたのが、ヴァレンティノが手がけたという衣装。

オペラの衣装って、確かにロマンチックではあるんだけど大抵は仰々しくて、とても「着てみたい」なんて思うことはほとんどない。でも、このオペラは写真を見る限りだと、コケティッシュながらもスタイリッシュなデザインのドレスが多くて、本当に可愛いのです。

ヴァレンティノのカラヴァーニは、「マリー・アントワネット」の世界観に影響を受けて、この度ソフィアにオファーをしたとのこと。監督はソフィアだけれど、ヴァレンティノのお洋服があっての彼女の世界観、っていう「ファッションありきのオペラ」もなかなか珍しい。

東京・日本橋での限定上映ののち、全国順次公開予定。東京でフライング鑑賞するか非常に迷うところですが、何としてでも見に行こうと思います。

 

 

フランス的ヴァカンスとは?《版画》

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夏休み、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

制作をお手伝いさせていただいている、「bis」Webサイトにて、ちょっとしたブックレビューをつくりました。
https://bisweb.jp/column/4674

夏はサガンが読みたくなります。
豪華なヴァカンスに出かけなくても、OTTAVAを聴いて図書館に出かければそれで十分って毎年思います。
……とは言いつつ、そろそろ大人なので、夏は音楽祭に出かけて非日常を過ごしたい、という欲も出てきたので、来年はきちんと計画するつもりです。

 

ヴァカンス、と言って真っ先に思いつくのは、月並みですがドビュッシー

 

 

グラナダの夕べ」は、その名の通りドビュッシーがスペインのグラナダ県を思って書いた曲。冒頭からハバネラのリズムで始まり、けだるくも優美な旋律は、グラナダ県にあるアルハンブラ宮殿を彷彿とさせます。スペインの作曲家マニュエル・ド・ファリャは、この曲を聴いて「もっともスペイン的な作品である」と評価しました。

……なのですが、実のところ、ドビュッシーは生涯で一度もスペインに訪れたことがなかったそうです。

フランス人にとって、スペインはもっとも身近なヴァカンスの土地であり、異国を感じられる国。
曇りがちな空の下で過ごすパリの人々にとって、スペインの眩しい日差しや地中海の美しさは、必然的に憧れてしまうものなのかもしれません。

 

◾️Disc Guide

ナポリ出身、フランスで活躍したピアニスト、アルド・チッコリーニの作品集。《版画》とともにフランス印象主義音楽を確立したとも言われている、《映像》も収録されています。
 

 

目には見えない大切なもの『マダム・キュリーと朝食を』

 

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「東の都市」へと流れて来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛の物語。目に見えないはずの“放射能”を、猫は「光」として、少女の祖母は「声」として受け止める。 時空を自在に行き来し、見えないものの存在を問いかけた長編小説。

 

この物語の一番のキーはきっと、「放射能とエネルギー」。 舞台は東日本大震災から十数年がたった東京。 『家庭料理』の中に記されたキュリー夫人のメモや、主人公の母親がボイスメモに残したエジソンの記録など、実在するエネルギー史を数多く引用し、私たちの生活と「エネルギー」について考えさせられるストーリーとなっています。

作中では、原発のことをどちらかというと「悪」として捉えているようで、キュリー夫人ラジウムを発見した瞬間の描写が、どうしても悪夢の始まりのようであったことに、ほんの少しの恐怖を感じました。
その一方で、どこかフラットな見方もしているようにも感じます。

日本に住んでいる以上、原子力放射能の問題は一生考えねばいけないことだと思います。 物語は放射能をひとつのファンタジーのように扱っているけれど、現実はファンタジーではない。

消えない光があるなんて、きっと星みたいだろうね。
その光というやつは、妖精みたいに、それは素晴らしく光るらしい。マッチやロウソクや電球みたいに消えたりしない。
永遠に。

エネルギーは、人の目には見えないけれど、決して欠かすことのできないもの。 目を背けずに、共存する方法を考えなければと思わされる作品です。

 

 

マダム・キュリーと朝食を

マダム・キュリーと朝食を

 

 

『シーモアさんと、大人のための人生入門』(2014・アメリカ)

 

Today is #WednesdayWatching

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毎週水曜日は映画を観る日。

 

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シーモアさんのレッスンは優しくて、温かい。
ピアノと一緒に、人生のいろいろなことを教わっているような気分になる。

 

シーモアさんと、大人のための人生入門』(原題:Seymour: An Introduction)はイーサン・ホーク初のドキュメンタリー映画。アーティストとして、一人の人間として行き詰まりを感じていたイーサン・ホークは、ある夕食会で当時84歳のピアノ教師、シーモアバーンスタインと出会い、彼のドキュメンタリー映画を撮ろうと決める。

ピアニストとしての成功や恋のエピソード。朝鮮戦争従軍中に、戦地にピアノを運んでもらい、ピアノ・リサイタルを行なったこと、仲間を失ったこと。自分が目指すものと、聴衆が求めるものの溝が埋まらなかった葛藤、舞台に出ることの恐怖心。
決して平坦ではなかった人生を、美しいピアノの音楽ともに語ってくれた。

 

音楽と人生は相互に作用する、という言葉がとても心に留まった。 それは演奏家だけでなく、聴き手である私たちにとっても同じこと。
その日その時で聴きたい音楽が違うように、生活や環境、周りの人間関係に少しずつ変化が出るに連れて、自分にとって心地の良い音楽も変わっていく。
音楽はきっと、人生の縮図だと思う。

 

じぶんの心と向き合うこと、シンプルに生きること、成功したい気持ちを手放すこと。
積み重ねることで、人生は充実する。

 

彼が「どの曲よりも美しい」と語っていた、シューベルトのセレナーデを聞きながら、余韻に浸ろうと思う。

 

 

心で弾くピアノ―音楽による自己発見

心で弾くピアノ―音楽による自己発見

 

 

 

 

 

クラシック女子のクローゼット vol.3*VIVETTA

 

コンサートに出かけるときは、とびきりのお洒落をしていきたい。 だけど、コンサバティブなお洋服で済ませるのもつまらない。 そんな女の子のためのファッション・ガイドをつくってみました。

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今日紹介するのは、VIVETTAのお洋服。Roberto Cavalliでキャリアを積んだVivetta Pontiが、2009年よりパリでスタートしたブランドです。

繊細な刺繍技術やイタリア製のファブリックを使用したハイクオリティはもちろん、優雅だけどどこかチャーミングな遊び心のあるデザインや、レトロ感のあるテキスタイルも人気の理由。
Alexa ChungやAnna Dello Russoなどのファッション・アイコンや、日本でも様々なモデルやアイドルから愛用されています。

 

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VIVETTAといえば、個性的なデザインの襟♡ ふんわりとしたギャザーとベビーピンクが女の子らしさを高めます。

 

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ヴィンテージプリントがガーリーなワンピース。 Aラインのタイトなデザインが、甘さを少しだけ抑えてくれます。

 

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ベロアのワンピースとフリルブラウスの組み合わせがどことなくプレッピー。 ローファーを合わせて上品に、だけどキュートさも忘れません。

 

www.vivetta.it

 

このドレスを着て出かけたいコンサート

N響オーチャード定期 2016-2017シリーズ 第95回

Bunkamuraオーチャードホール/2017年7月9日(日)15:30開演
*14:45頃よりN響メンバーによるロビーコンサートあり

<INFORMATION>
◽︎プログラム エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 op.85 ブラームス交響曲 第1番 ハ短調 op.68
◽︎出演 マルティン・ジークハルト(指揮),クレメンス・ハーゲン(Vc) http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/nkyo16_17.html

指揮者でありながらウィーン交響楽団の首席チェロ奏者であり、ソリストとしても活躍するジークハルトと、室内楽やオーケストラとの共演で数多くの舞台に立つチェロ奏者ハーゲン。この二人がチェロの名曲、エルガー交響曲をどのように仕上げるのか注目したい。