チェロと乙女のフィロソフィー

チェロを弾く女の子が好きです。

学生時代に自分が弾いていたパートだから・・・というひいき目もありますが、いちばんミステリアスでロマンティックな楽器だと思っています。

 

17歳の肖像』のJenny

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『昼下がりの情事』のAriane

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ヴァイオリンのようにわかりやすい華やかさではないけれど、チェロを持てばみんなガーリィな雰囲気になれる!と勝手に思っていて、チェロを弾く女の子には無条件に惹かれてしまいます。

実際はね、チェロを持つときに大股開かなくちゃいけないし、弦もヴァイオリンより太いから指がとっても荒れるし、きちんと弦を押さえるためには握力も必要だし、何しろ重いし、全然女の子らしくないのだけどね。そういう見えない痛みも含めて、全部魅力的だと思っています。

 

そんな私の考えるベスト・ガーリィ・チェリストは、ジャクリーヌ・デュプレ。英国らしい端正な音と、内から滲み出てくるような情熱が、彼女の人生観や音楽観をそのまま語っているようで、聴くたびに胸を打たれます。

上品なだけが女の魅力じゃない。
可憐な、という言葉だけでも弱い。
かといって、男性や女性としての立場と闘っているわけでもない。

ただひたむきに、チェロと音楽に向き合い続けた、そんな彼女の姿は、とても憧れる。

 

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ああ、久しぶりにチェロを弾きたくなっちゃった!

 やっぱり私は、芯のある 強い女性が好きなのだな、と思います。